メトホルミンで最も発生頻度が高い副作用は下痢

メトホルミンの主な副作用

メトホルミンの代表的な副作用頻度
下痢40.5 %
低血糖5 %以上
肝機能以上1~5 %
腎機能低下1 %未満
貧血1 %未満
乳酸アシドーシス頻度不明
横紋筋融解症頻度不明
メトホルミン塩酸塩錠、添付文書より

メトホルミンの下痢への対処法

メトホルミンによって下痢が起こる詳しい機序は、十分に解明されていません。

腸内細菌叢の変化や、腸管におけるセロトニンやGLP-1の分泌への影響などが関与している可能性が考えられています。

メトホルミンによる下痢は、服用開始初期や増量時に認められやすいです。

そのため、少量から開始し、徐々に増量する(漸減する)ことで、消化器症状を軽減できます。

また、多くの場合、下痢などの消化器症状は服用継続することで軽快します。

したがって、メトホルミンの服薬指導では、下痢が起こる可能性を説明するとともに、多くは一過性であり、自己判断で服薬を中止せず、症状が続く場合は医師や薬剤師に相談するよう指導することが望ましいです。

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